女性の出産後の抜け毛「分娩後脱毛症」の症状と対策。「女性の薄毛改善Web」

女性の出産後の抜け毛「分娩後脱毛症」の症状と対策2016.11.29

女性の出産後の抜け毛「分娩後脱毛症」の症状と対策

分娩後脱毛症とは出産後にみられる女性特有の脱毛症です。産後、髪のお手入れをしている時に、普段より髪がたくさん抜けていると感じて抜け毛に気付く人が多いようです。
出産したママの大半が経験するという分娩後脱毛症。ホルモンの影響によるものなので、時間がたてば自然と回復することがほとんどですが、どういった症状なのか、その対策や予防法をご紹介していきます。

分娩後脱毛症の症状と期間

分娩後脱毛症の原因は、妊娠から出産までに起こる「ホルモンバランスの変化」によるものです。
女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2種類のホルモンがありますが、これらは妊娠の維持に必要なため、分泌量がどんどん増えていきます。
特にエストロゲンには髪の成長や維持といった働きもあるので、このホルモンが増加してヘアサイクルの成長期が長く続く事で、抜け毛が通常よりも減少します。
しかし、出産後に女性ホルモンのバランスが出産前に戻ることで、エストロゲンの分泌も減少し、成長期を続けてきた髪が一気に休止状態に入ります。すると今まで抜けなかった髪が一気に抜け、抜け毛が多い状態になります。

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この抜け毛は個人差はありますが、だいたい産後2ヶ月くらいから始まり、産後6ヶ月、長い人で1年くらい続くことがあります。
長い人でも平均的に1年くらいで元に戻るといわれていますが、近年では高齢出産をする女性が多くなっていている事から、体力の回復が遅く自然回復しにくいケースがあります。
この脱毛症は自然に回復することが多いのですが、もし完治しない状態になれば治療が必要になってきます。母乳育児の場合、赤ちゃんへの影響を考えると治療薬にも気を付ける必要があり、ステロイド剤などは使用できません。
ホルモンバランスの変化以外にも、産後の母乳育児で自分自身が栄養不足、慣れない育児にストレスを感じている、何度も授乳しなければならないため睡眠不足、赤ちゃんのお世話で食事がままならない...こういったことも原因になっているようです。

分娩後脱毛症は改善する?対策と予防

分娩後脱毛症は、ホルモンバランスが整えば自然に回復します。しかしずっと脱毛を放っておくのも気になりますし、ストレスになってしまいます。
少しでも早く治したいという方は、以下のような対策をとることで抜け毛が改善されることがあります。

  • 規則正しい生活をする

    産後しばらくは、赤ちゃんのお世話が大変で、規則正しい生活をするのは難しいかもしれませんが、不規則な生活は脱毛改善の妨げとなります。
    家事や育児は一人で抱え込まず、時にはパパや家族にお願いして、できるだけ規則正しい生活をするように心がけましょう。

    また赤ちゃんは生後3か月くらいから、徐々に夜まとまって寝るようになります。その頃から、赤ちゃんの生活リズムが整うように毎日少しずつ工夫していきましょう。
    早寝早起きの習慣を身につけることは、赤ちゃんにとっても大切なことですし、赤ちゃんの生活リズムが整うことで、自然とママも規則正しい生活ができるようになります。

  • 時間を見つけてなるべく眠る

    髪の成長に必要な成長ホルモンは、睡眠時に多く分泌されるため質のよい睡眠は大事です。しかし、髪や体のために大切だとわかっていても、授乳や夜泣きが続く産後のママには難しいかもしれません。
    また、なかなかはかどらない家事を赤ちゃんがお昼寝している隙にやってしまおう...と考えるママも多いでしょう。でもそんな時は、赤ちゃんと一緒にママも寝てしまいましょう。
    できれば、成長ホルモンの分泌が盛んになる午後10時から深夜2時までには眠っておきたいところですが、短j間でもこまぎれでも、睡眠がとれるだけでずいぶん違ってきます。
    出産という大仕事を終えたママの体は思った以上に疲労しています。少しくらい家事を手抜きしても「休める時は休む」ぐらいでいいのです。

  • 食生活に気を付ける

    赤ちゃんのお世話に忙しいママにとって、食事をしっかり摂ることがままならないこともあるでしょう。しかし髪の成長のためには、栄養バランスのとれた食事ができるよう気をつけなければいけません。
    ゆっくり食事を摂る時間がとれない場合も、食事の内容には気を配るようにしましょう。ネットスーパーや食材宅配を利用すれば、便利な半調理品や栄養バランスが考えられたメニューが手軽に食べられるので、そういったサービスを利用するのも一つの手です。

    髪に大事な主な栄養分としては、髪のツヤやコシを与えてくれる「カルシウム」、髪の毛の元になる「タンパク質」、頭皮環境を整え、代謝を促すことで髪の成長を助ける「ビタミンB群」、髪の成長に欠かせない「ミネラル(亜鉛・鉄分)」があります。
    具体的には、牛乳や小魚・チーズなどでカルシウムを、大豆製品(豆腐や納豆)や肉類・卵などでタンパク質を、豚肉・レバーマグロやカツオなどの魚からビタミンB群を、わかめなどの海藻類・貝類・ほうれん草などからミネラルを摂取できます。
    ただし母乳育児をしている方は、乳製品や脂肪分を摂りすぎると乳腺炎になる可能性があるので注意しましょう。大事なのは、偏りなくいろいろな食材をバランスよく摂ることです。それぞれの栄養素を無理のない範囲で食事に取り入れるよう心がけましょう。

  • 抜け毛を気にしすぎない

    産後、急にたくさん髪が抜けるようになることは、とてもショッキングな出来事でしょう。今まで薄毛を気にしていなかった健康な方にとってはなおさらです。
    しかし分娩後脱毛症は一過性のもので、自然に回復することがほとんど。気にしすぎると、それが新たなストレスとなってますます症状がひどくなってしまう場合もあるので、あまり考えすぎないようにしましょう。
    ただし、上記のような対策をして様子をみても一向に改善されないような時は、婦人科や皮膚科など、専門医に相談してください。

  • ヘアスタイルでカバーする

    そのうち治るとわかっていても、外出の時などやはり気になってしまいますよね?髪が元に戻るまでの対策として、ヘアスタイルでカバーするという手もあります。
    それぞれの対策をしてもすぐに薄毛が改善されるわけではないので、それまでを「髪型でごまかしてしのぐ」ということです。

    まずショートヘア。いろいろな髪型の中でいちばん髪や頭皮を傷めないヘアスタイルでもあります。髪が立たせやすい長さなので、それによってボリュームがあるように見せられます。時間のないママにとっては、すぐに乾くという点もメリットですね。 ミディアムヘアやボブスタイルは、ブローで髪を散らしたり、毛先をカールさせるとボリューム感が出ます。セミロングやロングは、長さがある分まとめ髪やお団子ヘア、全体的にカールすることでボリュームを出すことができます。髪のオシャレを楽しむ気持ちで、いろいろ工夫してみましょう。

    産後の1か月検診で特に問題がなく、体調がよければ美容院に行くことも可能です。いきつけの美容院などで美容師さんに相談してみてもいいかもしれません。
    ただし、産後のホルモンバランスの変化で頭皮や髪も刺激に弱くなっていますし、母乳育児でれば母乳への影響も心配なので、パーマやカラーリングは避けた方がよいでしょう。体がきちんと元に戻るまでは長時間の施術はよくありませんが、可能であれば少しだけ赤ちゃんをパパにお願いして、リフレッシュのつもりで美容院に行くのもいいかもしれませんね。

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急に髪の毛が大量に抜けたりすればショックですし、外出するのも嫌になってしまったり、何かと気分が落ち込んでしまいます。
でも分娩後脱毛症は一過性のもので、ほとんどの方が自然に回復します。妊娠・出産した女性は多かれ少なかれ、誰しも経験することなのです。
あまり思いつめず、赤ちゃんとの貴重な時間を大切に、育児を楽しむ気持ちで乗り切りましょう。「いつかは治る」と気長に構えていれば、いつの間にか治っていたなんてこともあるかもしれません。

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